代表チーム イタリア代表

イタリア代表、連続クリーンシート未達成試合数で不名誉な記録

 イタリア代表は現地時間10日に行われた国際親善試合・ウクライナ戦で1-1と引き分けたことにより、クリーンシートに関するワースト記録を更新したようだ。現地時間10日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを伝えている。

 ジェノバのスタディオ・ルイジ・フェッラーリスでアンドリー・シェフチェンコ監督率いるウクライナ代表と対戦したイタリア代表は、前半をスコアレス(0-0)で折り返すと55分にユベントスのFWフェデリコ・ベルナルデスキのゴールで試合を動かす。

 しかし直後の62分にヘンクのMFルスラン・マリノフスキーのハーフボレーから同点弾を許し、試合はそのまま1-1で終了している。

 イタリア代表はこの試合で失点を喫したことにより、2018年3月のインターナショナルマッチウィークに行われた国際親善試合・アルゼンチン戦からこのウクライナ戦にかけて8試合連続で失点を許しており、これは1958年以降においてワースト記録にあたるようだ。

 ワールドカップ・ロシア大会の本大会出場を逃し、現在EURO2020出場権獲得に向けて再スタートを切っているイタリア代表ではあるが、前線の得点力不足に加えて守備陣の不安も露呈する形となっている。