代表チーム ポーランド代表

イタリア代表、得点力不足解消へMLSクラブ在籍FWを3年ぶりに招集

 イタリアサッカー連盟(FIGC)は現地時間5日、10月のインターナショナルマッチウィーク期間中に行われる国際親善試合とUEFAネーションズリーグ1試合に向けた招集メンバーを発表した。

 イタリア代表は今年から欧州サッカー連盟(UEFA)によって新設されたUEFAネーションズリーグでポルトガル代表やポーランド代表と対戦しており、ここまで1分1敗とリーグAのグループ3で3カ国最下位に沈んでいる。

 同国代表は現地時間10日にウクライナ代表と親善試合を行い、13日にポーランドとのリターンマッチに臨む。この2試合に向けて、アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のトロントFCでゴールを量産しているFWセバスティアン・ジョビンコが2015年10月以来となるメンバー入りを果たしている。

 一方でコンディション調整不足で話題となっていたニースのFWマリオ・バロテッリやトリノのFWアンドレア・ベロッティが招集外となるなど、9月から前線で大幅なメンバーの入れ替えが行われている。

 UEFAネーションズリーグでグループステージで残すところ2試合としているイタリア代表は、この2試合の結果次第ではリーグBへの転落もあることから、以前から課題となっていた得点力不足解消へ前線でテコ入れを図ったものとみられる。果たしてジョビンコ招集という決断がどのような結果を生むのだろうか。