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賛否分かれるリーガ米国開催…各協会の承認取得が難題か?

 欧州初の他国開催として注目を浴びている、リーガ・エスパニョーラ第21節のジローナ対バルセロナのアメリカ開催が行われない可能性が高くなっているようだ。4日、英メディア『BBC』が伝えている。

 そもそも、アメリカ開催が計画された理由はリーガとアメリカの「リレベント・スポーツ」が合同で新たな組織「ラ・リーガ・ノース・アメリカ」を設立し、その一環としてリーガエスパニョーラの試合をアメリカで開催する運びとなった。しかし、スペインサッカー選手協会(AFE)がこれに猛反対。ストライキを行うことも検討していると表明している。

 そんな中、同メディアによるとリレベント・スポーツのチャーリー・スティティターノ会長が「実際に実現できるかはわからない」とこの開催が決定事項ではないことを強調。これから、FIFAや北中米カリブ海サッカー連盟、アメリカ合衆国サッカー連盟の承認を得るために動くようだ。さらに、2週間以内にスペインサッカー連盟から承認を得る必要があるようで、米国開催に黄色信号がともっている。

 果たして、米国開催は実現するのだろうか。