セリエA インテル

インテル、中国資本が10月末にもトヒル氏の持ち株完全取得の見込み

 インテルの親会社である中国の蘇寧グループはインテル会長のエリック・トヒル氏が保有している株式の完全取得に向けて交渉を重ねているようだ。現地時間3日、イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』がこれを伝えている。

 インドネシアの実業家であるトヒル氏は2013年からインテルの筆頭株主となり、現在もインテルの株式の31%を保有している状況である。

 しかし同氏はフットボールリーグ1(イングランド3部)のオックスフォード・ユナイテッドの買収に向けて本格的な動きを見せているものとみられ、これに伴いインテルの株式を全て売却するようだ。また蘇寧グループとトヒル氏の交渉では進捗が見られていることから、蘇寧グループによる株式取得が近づいている模様。

 ただインテルが現地時間3日にチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節・PSVアイントホーフェン戦を備えていたことから交渉は一時的にストップしていたものの、間もなく再開するものとみられ、現地時間10月26日全ての取引が完了するという見方が広まっている。