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今夏ハノーファー加入の原口、前節ベンチ外についてクラブ幹部が言及

 この夏にヘルタ・ベルリンからハノーファーに加入し背番号「10」を着用している日本代表MF原口元気だが、出場機会が恵まれていない状況についてマネージャーを務めるホルスト・ヘルト氏やアンドレ・ブライテンライター監督が触れている。現地時間29日、ドイツ紙『キッカー』が報じている。

 原口は移籍金450万ユーロ(約5億9000万円)で加入。ここまで公式戦3試合に出場しているものの、出場時間は99分にとどまっている。また前節のホッフェンハイム戦ではベンチ外となっていた。

 これについてヘルト氏は「確かに(ブンデスリーガ第4節)ニュルンベルク戦での前半では、彼はいいところを見せていたわけではなかった」と語っている。ただ同時にブライテンライター監督は「我々は選手を獲得する際には、100%の確信をもって獲得しているし、彼らに対して大きなポテンシャルを感じている」とコメントを残しており、原口に対しても信頼を寄せているようだ。

 なおハノーファーは現地時間30日にアイントラハト・フランクフルトとの対戦を控えている。果たして原口はこの一戦でピッチに立つことはあるのだろうか。