パリ・サンジェルマン リバプール

いよいよCLが開幕。リバプール対PSG、注目すべき5つのポイント

欧州最高峰の舞台、UEFAチャンピオンズリーグが今年もいよいよ開幕を迎える。第1節で最も注目を集めるのはリバプール対パリ・サンジェルマン(PSG)の試合だろう。そこで今回は試合に先立ち、『sportskeeda』が特集した「リバプール対PSGの注目ポイント」からご紹介したい。


1.中盤の主導権争い

中盤の構成はリバプールがジョーダン・ヘンダーソン、ジェイムズ・ミルナー、ナビ・ケイタ、PSGがマルキーニョス、ディ・マリア、アドリアン・ラビオと予想されている。中盤のエネルギーではリバプールが上。ホームのサポーターの声援を受け、リバプールが攻勢を強める展開となるだろう。しかし、PSGの前線3選手は強烈な「個」を持っており常にカウンターには警戒しなければいけない。


2.世界最高の3トップ

世界最高の3トップはどちらだろうか。リバプールはモハメド・サラー、ロベルト・フィルミーノ、サディオ・マネ。PSGはネイマール、エディンソン・カバーニ、キリアン・ムバッペ。両チームとも、爆発的なスピードとテクニックを兼ね備えたウインガーと、決定力と献身性を併せ持ったストライカーを擁する。攻撃に特徴のある両チームだけに壮絶な撃ち合いを期待したい。


3.リバプールの懸念

ロベルト・フィルミーノが15日のプレミアリーグ第5節トッテナム・ホットスパー戦で目を負傷。2日後、リバプールのユルゲン・クロップ監督は「とても心配していたが、大事には至らなかったので安心している。しかし、彼が明日プレーできるかは分からない」と起用出来ない可能性を示唆した。

フィルミーノ欠場時に考えられるのは2パターン。ダニエル・スタリッジをそのまま代替起用するか、サラーを最前線に配置し、シャキリをサイドに起用するパターンだろう。


4.PSGの懸念

今シーズンは攻守にバランスを取るため、昨季までCBを務めていたマルキーニョスをボランチで起用している。しかし、最終ライン前のフィルターとしては軽いプレーが目立ち、リバプールが前線からハードプレスを仕掛けてきた場合はビルドアップが機能不全に陥る可能性も十分にありえる。前線三枚のタレント力を活かすためにもアンカーの存在が重要であることは間違いないだろう。


5.過去のデータ

リバプールは2014年10月、レアル・マドリードに3-0で敗北を喫して以降、欧州カップ戦のホームゲーム16試合で1試合も負けていない。近年は本拠地で圧倒的な強さを誇っている。一方のPSGは、CLの直近16試合で1ゴール以上を決めている。スコアレスドローのまま試合を終えることはなさそうだ。