セリエA インテル

インテル、主将イカルディと2023年までの契約延長合意間近に

 インテルはアルゼンチン代表FWマウロ・イカルディとの新契約締結が間近に迫っているようだ。現地時間11日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。

 イカルディを巡っては、以前からレアル・マドリード、バイエルン・ミュンヘン、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドなどメガクラブがこぞって獲得に興味を示していると伝えられていることに加え、同選手の妻で代理人も務めているワンダ・ナラさんが「彼の契約解除金を支払う準備ができているビッグクラブがいくつかある」と発言するなど去就が不透明となっていたものの、今夏インテル残留を果たしている。

 そのインテルはイカルディとの契約延長を急いでいると以前から報じられており、契約解除金を現在の1億1000万ユーロ(約140億円)から引き上げる可能性が伝えられていた。

 そして、昨季終了後より契約延長交渉を重ねてきた両者は2023年までの契約延長に加え、年俸を500万ユーロ(約6億5000万円)から600万ユーロ(約7億8000万円)の間で決着させたようだ。現在はボーナスについて交渉を進めているものとみられ、合意に達し次第公式発表が行われるものとみられる。

 ワンダ・ナラさんがユベントスやナポリからの興味を明かすなど、この夏の去就が不透明となっていたイカルディだが、ようやく決着の時を迎えられる見込みが立ったようだ。