代表チーム ドイツ代表

レーブ監督、GKの起用法を明言…「正守護神はノイアーだ」

 ドイツ代表の指揮官ヨアヒム・レーヴ監督がGKの守護神について明言した。5日、ドイツ誌『キッカー』が伝えている。

 まさかのグループリーグ敗退に終わったロシアワールドカップでは長期負傷明けのバイエルン・ミュンヘンGKマヌエル・ノイアーとバルセロナで活躍を見せていたGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンのどちらが正守護神を務めるか注目を集めていた。しかし、開幕を前にレーブ監督が「守護神はノイアー」と明言。これに対してテア・シュテーゲンは「もちろんマヌエルのことをサポートするが、シーズンをフルでプレーしていつも高いレベルを維持していたから…この状況には落ち込んでいるよ」と悔しさをあらわにしていた。

 そして、UEFAネーションズリーグのメンバーに招集されたノイアーとテア・シュテーゲン。レーブ監督は改めて「ノイアーが我々の第1GKだ。テア・シュテーゲンは将来を担う存在だ」とノイアーが守護神であることを強調。一方で「シュテーゲンは失望しているだろう。バルセロナのサッカーに完璧にマッチして、素晴らしいシーズンを過ごしているからね」とテア・シュテーゲンに気遣った。

 そんなドイツ代表は6日に新旧世界王者の対決となるフランス代表と9日にペルー代表と対戦する。