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バルサ、今節バリャドリード戦で去就不透明の2選手を招集メンバー外に

 バルセロナのエルネスト・バルベルデ監督は24日、ラ・リーガ第2節レアル・バリャドリード戦に向けた招集メンバーを発表したものの、今夏クラブ退団の可能性が取り沙汰されている2選手の名前が含まれていないようだ。24日、スペイン紙『マルカ』がこれを伝えている。

 この一戦での招集メンバーから外れた2選手はMFラフィーニャとFWパコ・アルカセルである。ラフィーニャは度重なる負傷離脱に泣かされコンディションを取り戻すことができず、昨シーズン後半戦はインテルにレンタルで加入していた。インテルが買い取りオプションを行使しなかったことにより、バルセロナに復帰していた同選手だが、日本代表MF乾貴士が所属するレアル・ベティスとクラブ間交渉を行っているものとみられ、今夏移籍が濃厚となっている。

 一方パコ・アルカセルは2016年夏にバレンシアから完全移籍で加入したものの、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスの控えに甘んじていたこともあり、バルベルデ監督の構想外となっていた。同選手にはスペイン国内の複数クラブが獲得に興味を示していたものの、ストライカー獲得が緊急事項となっているボルシア・ドルトムントが買い取りオプション付きの1年レンタルで獲得することが決定的となっているという報道が駆け回っている状況だ。

 以前から去就が不透明となっていた2選手ではあるが、今節の招集外により今夏バルセロナ退団はほぼ確実となったと考えて良いかもしれない。