ブンデスリーガ バイエルン・ミュンヘン

バイエルンのボアテング、去就不透明もチームメイトから残留を望む声が

 バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表DFジェローム・ボアテングの去就が不透明になっていることに関して、チームメイトから残留を望む声が出ているようだ。7日、ドイツ紙『キッカー』がこれを伝えている。

 ボアテングはクラブとの契約期間を2021年まで残しているものの、昨季終了前に本人が以前に「僕はバイエルンであらゆる経験を得た。少しずつではあるが僕自身が抱えている疑問に対する答えを出す時期を迎えつつある」と今夏退団を示唆するコメントを残している。

 同選手の去就を巡っては、ワールドカップ・ロシア大会終了後もマンチェスター・ユナイテッドやパリ・サンジェルマン、さらにはアーセナルも獲得に興味を示していると伝えられている。またバイエルン首脳陣は5000万ユーロ(約65億円)以上のオファーが届いた場合は交渉のテーブルに着く構えを見せるようだ。

 このバイエルン首脳陣の考えとは対照的に、チームメイトはボアテング残留を望むコメントを残している。ドイツ代表GKマヌエル・ノイアーは「移籍するならばもちろん残念だ。僕は彼が残ると思っている」と語ると、元フランス代表FWフランク・リベリーは「彼とは長い間一緒にプレーしてきたし、非常に重要な選手だ。僕にとって彼は世界でベストのセンターバックだよ」と述べているようだ。