ブンデスリーガ 海外日本人選手

宇佐美貴史、デュッセルドルフへの期限付き移籍延長へ合意間近

 日本代表FW宇佐美貴史は、新シーズンもフォルトゥナ・デュッセルドルフでプレーすることになりそうだ。30日、ドイツ紙『ビルト』が報じた。

 昨季ブンデスリーガ2部のデュッセルドルフに期限付き移籍した宇佐美は、リーグ戦で8ゴールを決める活躍を見せチームの1部昇格に貢献していた。

 そのためクラブは引き留めを試みていたが、所属先のアウクスブルクは移籍金として300万ユーロ(約3億9000万円)を要求。

 資金に余裕のないデュッセルドルフは130万ユーロ(1億7000万円)と1部残留の場合のボーナスしか提示できず、移籍の成立は難しいと見られていた。

 しかし『ビルト』によると、最近になって両クラブは買い取りオプション付きの1年間の期限付き移籍で合意に近づいているという。

 先週の予定だったアウクスブルクへの合流が「個人的な理由」により遅れていた宇佐美だが、ようやく新シーズンを過ごすクラブが決まりそうだ。