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マインツ武藤嘉紀、ニューカッスル移籍ほぼ決定も残されたハードルは?

 ニューカッスルは日本時間27日深夜、マインツから日本代表FW武藤嘉紀の獲得がほぼ確実になったことをクラブ公式サイトを通じて発表している。

 ワールドカップ・ロシア大会に出場した武藤の去就を巡っては、昨シーズン終盤に「移籍することになれば、今はいいタイミングだと思います。結果としてたとえ失敗してもいい、それでもぜひ挑戦してみたいと思います」とプレミア挑戦への思いを口にしており、マインツのマネージャーを務めるルーベン・シュレーダー氏も退団を容認するコメントを残していた。

 イギリスメディア『スカイスポーツ』が報じるところによると、同選手にはロシアW杯後にニューカッスルから獲得オファーが届き、両クラブが移籍金950万ポンド(約13億円)で合意に達した模様。これにより、ニューカッスルは今夏の武藤加入がほぼ決定したという旨を発表するとともに、現時点では労働許可ビザが認可を待っている状況であることを併せて伝えている。

 そしてニューカスルはこの労働許可ビザが認可され次第、同選手の獲得を正式発表するものとみられ、発表時期は来週以降になるという見立てを行っているようだ。これまで複数の日本人選手がビザの認可が下りずプレミアリーグでのプレーを断念しているが、果たして武藤はこのハードルを無事に乗り越えることができるのだろうか。