ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

クロップ、アリソン獲得に要した92億円をある守護神の契約解除金と比較

 リバプールのユルゲン・クロップ監督はローマからブラジル代表GKアリソン・ベッカーを獲得したことについて、7250万ユーロ(約92億円)という金額が「狂った金額」ではないと主張しているようだ。28日、アメリカメディア『ESPN』がこれを報じている。

 アリソンを巡っては、 ここ数シーズンにわたり守護神の補強が優先課題となっていたリバプールの他にレアル・マドリードをはじめとする複数クラブが関心を示していたものの、リバプールがこの争奪戦を制し、獲得にこぎつけている。またこの取引で支払われる移籍金額は2001年夏にパルマからユベントスに移籍したジャンルイジ・ブッフォンの5800万ユーロ(約76億2000万円)を超え、ゴールキーパーの歴代史上最高額を更新している。

 これについてクロップ監督は「誰もが(アリソンの獲得で)大金を支払っていると思っているだろう。しかし彼の獲得には狂うほどのお金が費やされたわけでなない。例えばオブラクの契約解除金は1億ユーロ(約131億円)だ。獲得可能な範囲内でベストプレーヤーを連れてくることは私の仕事の一部である」と同選手の移籍金額をオブラクの契約解除金と比較している。

 また同監督は「ゴールキーパーの移籍市場は他のポジションのそれとは異なるものである。誰もが毎年獲得可能となるのではない」と語っており、クオリティの高いゴールキーパーを獲得するチャンスが巡って来る機会が少ないと考えているようだ。

 今季、悲願のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を成し遂げるべく今夏は大型補強を敢行しているリバプールとしては、大金をつぎ込んだとしてもワールドクラスの守護神獲得こそが最大の補強であると多くのファンは思っているだろう。