セリエA ミラン

ユーべ幹部、ボヌッチの1年での復帰の可能性について語ったことは?

 ユベントスのジュゼッペ・マロッタGM(ジェネラルマネージャー)はミランのイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが今夏のユベントス復帰を望んでいることを明らかにしたようだ。26日、イタリアメディア『フットボール・イタリア』がこれを伝えている。

 ボヌッチは2016/17シーズンにおいて、マッシミリアーノ・アッレグリ監督との関係悪化が伝えられたほか、チャンピオンズリーグ(CL)決勝・レアル・マドリード戦のハーフタイムにおけるドレッシングルームでは現在パリ・サンジェルマンに所属しているブラジル代表DFダニエウ・アウベスと口論になったという噂が広まり、昨夏に4200万ユーロ(約55億円)でミランへの電撃移籍を果たしていた。

 そのミランではビンチェンツォ・モンテッラからジェンナーロ・ガットゥーゾへの監督交代があったっものの、シーズン通じて最終ラインの一角を担う主力として公式戦51試合に出場していた。

 ただミランの経営陣が今夏に大幅刷新されることが濃厚となっていることに伴い、同選手はクラブを変えることを強く望んでいるという報道が連日のように伝えられている状況だ。

 これについてマロッタGMは「レオナルドは我々のところに戻りたがっているし、我々も彼の希望を叶えたいと思っている」と語っており、ボヌッチの獲得意思があることを明言。ただ同選手獲得に向けた交渉については「交渉は非常に複雑なものとなるだろう。我々はイグアインをミランに譲渡しようとしているが、良い反応は返ってこない」と語っている。

 さらに今夏にアタランタでのレンタル期間を終え、ユベントスに復帰していたイタリア代表DFマッティア・カルダーラの獲得をミランが狙っていることについては「彼は売却不可能だ」とあくまでも“非売品”であることを強調した。

 すでにレアル・マドリードからポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを獲得しているユベントスではあるが、さらに補強を行うことはあるのだろうか。