セリエA ローマ

バルサ、ボルドーの新星マルコムを53億円でローマから強奪成功

 バルセロナは日本時間24日深夜、ボルドーからFWマルコムを獲得したことをクラブ公式サイトを通じて発表した。

 2021年までボルドーとの契約期間を残していたマルコムの去就を巡っては、インテルやローマ、エバートン、パリ・サンジェルマン、リバプールなど数多くのクラブが熾烈(しれつ)な争奪戦を展開していた中、日本時間24日にローマが移籍金3600万ユーロ(約47億円)でクラブ間合意に達したと発表。同選手もセリエAでのプレーを熱望していたことからローマ入りが確実視されていた。

 ところが直後にバルセロナがローマよりも好条件のオファーを提示。ボルドーとマルコムの代理人がバルセロナ移籍を推奨したこともあり、ローマ・ボルドー間の交渉がストップし、バルセロナは移籍金4100万ユーロ(約53億円)でマルコムの“強奪”に成功した。

 なお同選手は現地時間25日にメディカルチェックを受け、その後正式に5年契約でバルセロナとサインを交わすこととなりそうだ。