日本代表MF原口元気、試合後コメント「日本が進むべき道を示せた」

ロシアワールドカップ・決勝トーナメント1回戦日本代表対ベルギー代表が日本時間3日に行われ、2-3で日本は敗北。ベスト16でロシアを去ることになった。日本代表MF原口元気が試合後に残したコメントをご紹介する。
（取材：河治良幸 文：編集部）

試合を振り返って

難しい。難しいですね。チームとして攻撃的にこういう大きな相手に対しても自分たちからアクション起こして、先に2点とったということはあそこまでは僕らの中でも本当にいいゲームをできている実感があったし。でも出し切った中で相手がすごく強くて、やられてしまったのは力の差が出たのが正直だところでありますし、前半は正直しんどくて粘って粘ってという方hcいでしたし、相手の強さを常に感じながらやっていました。

後半良くなった要因は？

相手の感じに慣れたというのもあるし、長く走ってた自分のところにきてなかったので、きたときには決めようと。自分の中では前半ゼロで耐え抜いて、後半落ちると思ってたし。岳からいいボールがきて、狙い通りの形でボクが点取れて。2点目は乾くんがいいゴールを決めてくれたので。切り返そうかと思ったけど、相手ががっつりくる気配がなかったのでそのまま打った感じです。

自分の良さが出たと思いますし、長く走ってた中でなかなか自分のところにチャンスがきてなかったので、きたら決めようと。グループステージでとってなかったし、走る中で出そうと思って。

大会を通して成長している感覚は？

自分といううよりもチームとしてどんどん良くなっていく、グループとして強くなっているのが感じたし、個人としてはまだまだ。自分が一番好きな左で勝負したいのはありましたけど。右でもできることをやってきたつもりだし、すべてボク予選リーグでも点をとってなかったし。正直チャンスがなくても走ろうとは思ってましたけど、出たところで右でも結果を出せた点というのは。

（ベルギー戦で）力の差を感じたところは？

チームとしては対抗できてたけど個の部分ではどうしようもない高さとか...このベスト16の壁を越えられないなと。それがわかったら勝ってますし、でも本当に今回のW杯では日本が進むべき道を示せたんじゃないかと思うし。このクオリティを上げてさらに4年後にむけて、個人としても、もう1つ上に行けるように。1人1人がもう1個上に行けるように。チームとして進むべき道、日本としてこうやっていこうというのが1つ見えたんじゃないかと思います。