ユベントスがレアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド獲得に乗り出したと、2日のイタリア紙『トゥットスポルト』が報じた。
ロシアワールドカップでも4得点を決めたC・ロナウドだが、ポルトガルは先月30日のウルグアイ戦に敗れベスト16で敗退。以前から今夏のマドリード退団の可能性がたびたび報道されており、今後はその去就に注目が集まる。
レアルのフロレンティーノ・ペレス会長は選手側の希望する昇給を拒んでおり、ウルグアイ戦の直後には「今は未来について話すべき時ではない」とだけコメントしたポルトガル人スターの移籍には現実味がある。
契約解除金は10億ユーロ(約1300億円)に設定されているが『トゥットスポルト』によれば現実的には2億ユーロ(約260億円)での獲得が可能と思われ、ユベントスはそれを支払う準備があるという。
またクラブはC・ロナウドの代理人ジョルジュ・メンデス氏とも良好な関係にある。先日バレンシアからユベントスへの移籍が実現したジョアン・カンセロも、メンデス氏の顧客だ。
C・ロナウドは昨季のUEFAチャンピオンズリーグ準々決勝ユベントス戦で驚異的なオーバーヘッドを決めた際に、アリアンツ・スタジアムの観衆からスタンディングオベーションを受けており、クラブに対して好印象を抱いているという。
マンチェスター・ユナイテッドからマドリードに渡ってから9年となる今夏、果たしてサッカー界のレジェンドのイタリア上陸は実現するのだろうか。
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