代表チーム スペイン代表

劇的展開で決勝T進出のスペイン。モロッコとの激戦は痛み分け

 日本時間26日に行われたワールドカップロシア大会グループステージ第3節、スペイン代表対モロッコ代表の一戦は2-2の引き分けで終了した。

 試合開始直後から、インテンシティの高いフィジカルコンタクトが頻発する激しい展開に。

 先に試合を動かしたのはモロッコ。14分、アンドレス・イニエスタとセルヒオ・ラモスのコミュニケーションミスを見逃さなかったハリド・ブタイフが、ボール奪取から独走。ダビド・デ・ヘアとの1対1を冷静に制して先制に成功する。

 しかしスペインもすぐさま反撃。19分、自身のミスが失点につながったイニエスタが左サイドを突破。ゴールライン際まで切り込んでプルバック(マイナス方向への折り返し)したボールを、中央で待っていたイスコが、ワンフェイクから相手をかわしてゴールに突き刺した。

 1‐1になってからより一層テンションの張りつめた試合は、特にモロッコ側が両チームともに決定的なシーンを迎えるもゴールには至らない。

 後半に入ると、55分にノルディン・アムラバトが強烈なミドルシュートを放つと、それがクロスバーを直撃。スペインは肝を冷やす。

 徐々にスペインが押し込む時間が増え始め、前半よりも右のダビド・シルバを中心にモロッコディフェンスを崩しにかかる。右サイドからのクロスにファーでイスコが合わせたシュートは、惜しくもロマン・サイスにクリアされてゴールを奪えない。

 攻勢続くスペインだったが81分にゴールネットを揺らしたのはモロッコだった。右からのコーナーを得ると、代わって入ったユセフ・エンネシリがラモスに競り勝ちヘディング。デ・ヘアが反応できなかったボールはゴールに吸い込まれ2‐1とした。

 最後まであきらめないスペインは後半アディショナルタイムに、途中出場したイアゴ・アスパスがオフサイドギリギリで飛び出し、VARの結果ゴールに。土壇場で追いついた。

 試合はこのまま終了し、スペインは辛くも決勝トーナメント進出を決めた。