ラ・リーガ レアル・マドリード

レアル、移籍願望を明かしたコバチッチの退団を一貫して認めず

 レアル・マドリードは、移籍願望を示したクロアチア代表MFマテオ・コバチッチの退団を認めないようだ。25日にスペイン『マルカ』が伝えた。

 2015年夏に、インテルからレアル・マドリードへと移籍したコバチッチ。出場すればアクセントの効いたプレーを披露してチームの勝利に貢献するものの、選手層が厚い同クラブでスタメンを確保し続けることは難しく、ベンチを温める機会も少なくはない。

 そんな同選手は先日、クラブでの現状満足しておらず、出場機会を求めるために今夏でマドリードを離れたいとの意思を明らかにした。しかしながら、クラブはそれを一貫して認めるつもりはないようだ。

 フロレンティーノ・ペレス会長はコバチッチの将来性に期待を寄せているようで、契約解除金を3億ユーロ(約383億円)に設定しているという。また、契約が2021年まで残っていることも退団を難しくさせている要因の1つであるようだ。