ワールドカップ

DR.TRIBE【試合診断書】W杯グループステージ コスタリカ対セルビア

大会:ロシアワールドカップ
カード:コスタリカ対セルビア
スコア:0-1
【分析内容】
・マン・オブ・ザ・マッチ(MOTM)
・ザ・ハード・ワーカー(THW)
・モースト・ディサポティング・プレーヤー(MDP)
・両チーム監督
・主審


コスタリカMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):対象者なし


コスタリカTHW(ザ・ハード・ワーカー):ケイロル・ナバス

FKの一撃で失点こそ喫したが、50分のミトロビッチとの1対1の場面でビッグセーブを披露するなど好守備を見せた。


コスタリカMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):攻撃陣

それぞれの選手が奮闘してはいたが、セルビアの堅守を前に沈黙。鋭いカウンターを引き出すことはできず、強靭な相手にデュエルで完敗し封じ込められた。


セルビアMOTM(マン・オブ・ザ・マッチ):アレクサンダル・コラロブ

ニアサイドの隅を突く完璧なフリーキックでナバスの牙城を破った。守備でも安定したパフォーマンスで完封に貢献。


セルビアTHW(ザ・ハード・ワーカー):4バック全員

試合の立ち上がりはクロスの対応に甘さが出たが、その後はすぐに落ち着きを取り戻した。特に先制後はコスタリカが前がかりになる中、デュエルで抜群の強さを発揮し反撃を許さなかった。


セルビアMDP(モースト・ディサポインティング・プレーヤー):対象者なし


コスタリカ監督:オスカー・ラミレス

相手にボールを持たせながら5バックと中盤で堅固な守備ブロックを形成し、前半はセルビアの攻め手を制限することに成功した。しかし鋭いカウンターを繰り出すことはできず、ボールを保持した時には組み立てのアイディアにも欠けていた。セットプレーで先制点を許すと、反撃の可能性を感じさせる場面は少なかった。


セルビア監督:ムラデン・クルスタイッチ

5バックを敷く相手に対しサイドを使った横の揺さぶりをかけ、ゴール前ではフィジカルを活かして得点を狙った。前半はやや創造性を欠き得点は奪えなかったが、焦りが出る前にセットプレーで先制できたのは幸運だった。序盤はクロスへの対応が甘く何度か決定機を作られた守備陣もその後は落ち着きを取り戻し、相手に同点のチャンスを与えなかった。


主審:マラン・ディエディウ

試合終盤は両チームがヒートアップする中で試合のコントロールに苦労したが、全体的には大きな問題はなくイエローカードの判定も妥当だった。