ラ・リーガ レアル・マドリード

ジダン監督の成功が後押しか。レアル新指揮官は再び下部組織から?

 レアル・マドリードは、ジネディーヌ・ジダン監督の後任として、同クラブの下部組織で指揮するグティ氏を招聘する可能性があるようだ。8日にイギリス『サン』が報じた。

 先日、突如発表されたジダン監督の退任。2016年冬に緊急的に監督として抜擢されたのにもかかわらず、リーガ・エスパニョーラ優勝や前人未到のUEFAチャンピオンズリーグ3連覇を達成した指揮官の口から発せられた「来季から指揮しない」という言葉に、世界中の人々が驚きを隠せなかった。

 急遽後任探しに迫られたマドリードだが、未だ発表されていない。様々な候補の名前が挙がっているが、ここに来て新たな人物の名前が浮上してきた。それは、現在マドリードの下部組織で監督を務めるグティ氏である。現在41歳の同氏は、ユース時代からマドリードで過ごしており、内部情報には精通している(2010-2011シーズンのみトルコのベシクタシュでプレー)。

 スペイン3部に所属するレアル・ムルシアの会長を務めるビクトル・ガルベス氏は以下のように述べ、グティ氏がマドリードの次期監督であると明かした。

「グティはマドリードの監督に就任するだろう。ムルシアでは指揮しない。もうあと2日ほどジダン監督が退任する日が遅ければ、グティはムルシアの監督に就任するはずだった」

 果たして、ガルベス氏が明かしたようにマドリードの新指揮官にはグティ氏が就任するのだろうか。大きな注目が集まる。