ラ・リーガ プレミアリーグ

サラー代理人、グリーズマン代役としてのバルサ移籍報道を完全否定

 リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーの代理人を務めるラミー・アッバス氏は、同選手のバルセロナ移籍の可能性を全面否定しているようだ。7日、イギリスメディア『sportskeeda』がこれを伝えている。

 サラーは昨夏にローマからリバプールに加入すると、公式戦52試合に出場し44ゴール16アシストを挙げるなど鮮烈なパフォーマンスを披露。チームをチャンピオンズリーグ(CL)のファイナリストに導いたほか、プロフェッショナル・フットボーラーズ・アソシエーション(PFA)から今季のPFA年間最優秀選手賞を受賞するなど大躍進を遂げている。

 そのサラーの去就について、バルセロナが今夏のメインターゲットとして獲得を狙っているアトレティコ・マドリードのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンを逃した場合を考慮し、代役として同選手の獲得に動いているとスペイン紙『アス』が報じているが、アッバス氏は「絶対に起こり得ない。より信用のできるソースが必要だ」と自身のSNSを通じてこの噂を否定するとともに、『アス』に対し皮肉を込めたコメントを残している。

 なおリバプールはリヨンからフランス代表MFナビル・フェキルの獲得間近に迫っていると伝えられているが、同選手獲得によりサラーを放出することはないものとみられる。日本時間5月27日未明に行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝・レアル・マドリード戦で負傷したサラーだが、ワールドカップ・ロシア大会や来季のアンフィールドにおけるパフォーマンスに注目が集まることだろう。