セリエA ラ・リーガ

ミラン、スペイン代表落選のモラタの獲得を目指しユベントスと競合へ

 ミランは、チェルシーに所属するスペイン代表FWアルバロ・モラタの獲得に向けてユベントスと戦うつもりのようだ。23日にイタリア『スカイ』が報じた。

 2014年夏、出場機会を求めて下部組織時代から過ごしたレアル・マドリードに別れを告げ、ユベントスへと移籍したモラタ。すると眠っていた才能が開花し、ユベントスの攻撃陣に欠かせない存在にまでなった。その様子を指をくわえたまま見るわけにはいかないマドリードは一昨年の夏に売却時の1.5倍の移籍金を支払って呼び戻した。

 マドリードでも随所で存在感を見せつけていたモラタだったが、フランス人FWカリム・ベンゼマの牙城を崩すまでには至らず、先発出場の機会は限られていた。そこで同選手は僅か1年でチェルシーへと旅立つ決心をした。

 今季前半戦はチェルシーの攻撃の要として活躍していたモラタだが、負傷離脱やフランス代表FWオリビエ・ジルーの加入により出場機会が激減した。そんな同選手に対して古巣のユベントスが再獲得に興味を示していると言われている中、ミランも手を挙げたようだ。

 モラタにはイタリア人の妻がいるということもあって、代理人はイタリアへ戻る方法を模索しているようだ。果たして再び1年で別のクラブへと渡ることになるのだろうか。注目が集まる。