セリエA フィオレンティーナ

ユーベ追走のナポリ、ヴィオラ相手に完敗でスクデット争い後退

 ナポリは日本時間29日深夜に行われたセリエA第35節・フィオレンティーナ戦で0-3と敗戦を喫し、ユベントスとの熾烈(しれつ)なスクデット争いで後退した。

 昨日にユベントスがインテルとのダービーマッチで劇的勝利を収めていただけに、ナポリも勝利しなければならない一戦だったが、8分にセネガル代表DFカリドゥ・クリバリが一発退場となりゲームプランが崩れると、フィオレンティーナのFWジオバンニ・シメオネにハットトリックを許し、敵地での3ポイント獲得に失敗。

 これにより今節終了時点で首位ユベントスは勝ち点88、2位ナポリは84と再び4ポイント差に開いている。またリーグ戦残り3試合での対戦相手は以下のようになっている。なおユベントスは仮にナポリが次節トリノ戦で勝利を収めても、次節ボローニャ戦で勝利した場合は第37節・ローマ戦でリーグ優勝が決まる可能性がある。一方ナポリはスクデットを獲得する場合、ユベントスの結果に関わらず、最速で最終節・クロトーネ戦での決着となりそうだ。

・残りリーグ戦での対戦相手(ユベントス)
 第36節 ボローニャ(ホーム)
 第37節 ローマ(アウェイ)
 第38節 エラス・ベローナ(ホーム)

・残りリーグ戦での対戦相手(ナポリ)
 第36節 トリノ(ホーム)
 第37節 サンプドリア(アウェイ)
 第38節 クロトーネ(ホーム)