セリエA インテル

インテルのスパレッティ監督、終了間際での逆転負けに肩を落とす

 インテルのルチアーノ・スパレッティ監督はイタリアダービーでも逆転負けに対してショックを隠し切れないようだ。29日、イタリアメディア『メディアセット・プレミアム』がこれを報じている。

 インテルは日本時間29日未明に行われたユベントスとのイタリアダービーで18分にウルグアイ代表MFマティアス・ベシーノが早くも退場処分となり70分以上にわたり10人での戦いを強いられていた。しかし後半は逆転に成功し優位に試合を進めていたものの、後半終了間際に立て続けに2点を奪われ痛恨の逆転負けを喫している。

 試合後、スパレッティ監督はメディアインタビューにて「私にとってこの一戦に対する評価は非常に難しい。(ダニエレ・オルサート主審の判定について)両チームにとって完璧にバランスがとれたものだとは思わない」と語っており、審判団の判定について苦言を呈している。

 また同監督は試合結果について「今晩のパフォーマンスを考慮すると、インテルはより良い結果を得るに値する。試合終了直前、同点に追いつかれたことはあまりにも混沌としており、かつ不運だった。我々が理解しがたいことがこの試合には存在したし、このような形で終わるべきではなかった」とコメント。10人にも関わらず最高のパフォーマンスを発揮したにも関わらず敗れたことに肩を落としているようだ。

 なお、インテルはこのダービーマッチでの敗戦により勝ち点66の5位となっており、3位ローマや4位ラツィオとの来季チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いで一歩後退している。