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バイエルンドイツ代表DF、CLレアル戦での負傷により今季終了か

 バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表DFジェローム・ボアテングはチャンピオンズリーグ(CL)準決勝1stレグ・レアル・マドリード戦での負傷により、一足早く今季終了となる可能性が高いようだ。27日、ブンデスリーガ公式サイトがこれを伝えている。

 ボアテングは日本時間26日未明に行われたCL優勝候補であるマドリードとの大一番に先発出場を果たしたものの、32分に負傷のためピッチを後にしていた。同選手はその後の検査で太ももに筋肉系の問題を抱えたことが判明。約6週間の戦線離脱が予想されるため今季の残り全公式戦の欠場が確実視されている一方、現時点ではワールドカップ・ロシア大会までには間に合う見込みだ。

 また同選手も自身のSNSを通じて「今はロシアW杯に向けて戦う時だ。(ドイツ代表の一員として)全てを捧げる。けどまだシーズンは続いているし、僕はできる限りクラブをサポートするよ」とコメントしており、すでにW杯に視線を移しつつもCL制覇を目指すバイエルンをサポートする姿勢を忘れていないようだ。

 なおバイエルンはボアテングの他にもドイツ代表GKマヌエル・ノイアー、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダルなど複数の負傷離脱者を抱えており、不安を残したまま来週なかばにCL準決勝2ndレグ・マドリード戦へ臨むこととなりそうだ。