ラ・リーガ アトレティコ・マドリード

今季限りでアトレティコを退団するトーレス、現役続行を明言

 アトレティコ・マドリードに所属する元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスは、今季限りでの退団と現役を続行する事を明言した。10日にイギリス『サン』が伝えた。

 下部組織時代からアトレティコ・マドリードで過ごし、2007年夏にリバプールへと移籍したトーレスはその後、チェルシー、ミランと渡って2015年冬に再びアトレティコへと帰ってきた。ただ、若手選手の台頭などもあってディエゴ・シメオネ監督の信頼を十分に得ることはできず、出場機会が限られていた。

 そんな同選手は、韓国の電機メーカーであるLGのプロモーションイベントの中で以下のように語り、今シーズン終了後にアトレティコを去る事と現役を続行する意思を持っている事を明かした。

「10歳の時にアトレティコへやってきた時からここが家だと常に思っていた。タイトルを獲得するために常に戦ってきた。ただ、この場を借りて今季限りでクラブを去るという事を伝えたい。見てわかる通り、僕はほとんどプレーできていない。難しい決断だった。本当はここで引退したかった。けれど、世の中はいつも自分の思うようにはいかないものさ。まだ僕は2、3もしくは5年プレーできるだけの力はあると思っている」

 果たして、エル・ニーニョ(神の子;トーレスの愛称)は来季からどこでプレーすることになるのだろうか。今夏の移籍市場で目が離せない。