セリエA ナポリ

ナポリ指揮官、試合後の記者会見で女性記者に対してFワードを交えた暴言を吐く

 ナポリの指揮官マウリツィオ・サッリ監督が試合後の記者会見で女性記者に対してFワードを交えた暴言を吐いていたことが分かった。12日、イタリアTV局『メディアセット・プレミアム』伝えている。

 1990年以来のスクデット獲得へ首位をキープしていたナポリ。12日に行われたセリエA第28節対インテル戦は痛恨のスコアレスドローに終わり、残りの試合数が1試合多いユベントスに首位を明け渡す形になった。

 この試合後の記者会見で女性記者から「この結果によりセリエA優勝の可能性はなくなったか」と聞かれたサッリ監督は「あなたは若くて良い女性だ。だから失せろとは言わないでおこう」と回答。

 これに対して女性記者は改めて「私が訪ねたかったのは首位を陥落した気持ちに関するコメントです。しかし、今回の試合に対して満足しているように感じられるのですが」と質問。サッリ監督は「はい、私はとても満足しています。私の役割はチームが100%以上の力を発揮できるようにすることだ。それが出来たと思っている」と試合についてコメント。

 続けて、首位を明け渡したことについては「ユベントスが首位に戻ったことだけで落ち込んでいたら、この7年間でたくさんの人が自殺していだろう。彼らのすぐ下にいるメリットが私たちにはある。今のポジションを悪い風に取る必要はない。ユベントスと対決するときにまたチャンスが来るはずだ」と悲観はしていないようだった。

 その後、サッリ監督は自身の発言が不適切であったと女性記者に謝罪。イヤホンを置き足早に会場を後にした。