トッテナム チャンピオンズリーグ

ポチェッティーノ、成熟したトッテナムに自信。ユーベ戦へ向けて抱負語る

 トッテナムは7日、チャンピオンズリーグのベスト16でユベントスと本拠地ウェンブリー・スタジアムで対戦する。トリノでの1stレグは2-2で引き分けたトッテナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督はこの試合へ向けて抱負を語っている。6日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。

 トッテナムは引き分けた2月13日の1stレグでは2-0の状態から同点に追いついた。この試合を同監督はこのように分析している。

「多分ユベントスの最初の得点はオフサイドだった。そして、その後私たちはPKを献上してしまった」

「その後私たちにも幸運が訪れた。前半終了前に得点を決めることができたし、彼らはPKを失敗している。でも、今はもう1stレグではなくて明日の試合に集中している」

 この様にポチェッティーノ監督は7日の試合への集中の高まりを強調した。そして同監督は7日の試合で最も警戒する選手の名を上げている。それは、トリノの試合で2得点を決めたアルゼンチン代表FWゴンサロ・イグアインだ。

「イグアインは世界で最高のFWのひとりだ。ハリー・ケインと同様にね。こういったトッププレイヤーたちと対戦するのは本当に難しい。でもユーベは彼だけでは決してない」

「明日は完璧な試合が必要になる。でも今私たちの調子は悪くない。明日もこの調子が続くよう努力したい。そして、楽しんで勝利したい」

 同監督は2014年よりトッテナムの監督をつとめている。この期間でトッテナムは大きく躍進した。そして現在もその成長を続けている。

「私たちはこの数年間で大きく進歩した。一歩一歩確実に進み、チームとしての成熟さと競争力を身につけた」

「トッテナムは素晴らしいチームだ。この様に難しい試合を愛する勇気ある選手たちがいる」

「明日の試合は私たちのサッカーをしたい。そうすれば準々決勝進出は十分可能なはずだ」

 トッテナム対ユベントスは日本時間の8日午前4時45分にキックオフだ。ウェンブリー・スタジアムでの熱闘に期待したい。