ラ・リーガ 海外日本人選手

今冬、海外挑戦を選択した日本代表MF井手口が現状を語る。スペインでの武者修行はいかに

 スペイン2部のクルトゥラル・レオネサに所属する日本代表MF井手口陽介は、少しずつ環境に慣れ始め、手ごたえを感じているようだ。3日、スペイン『マルカ』がそのインタビュー内容を明かした。

 今冬、ガンバ大阪からイングランド2部のリーズ・ユナイテッドへの移籍を果たした井手口。ただ、労働許可証の問題で直後にレンタルという形でレオネサへと渡った。初めての海外でのプレーをスペインで始めることになった同選手は、少しづつではあるものの手ごたえを感じてきているようだ。

「だんだんレオネサや街の雰囲気に慣れてきました。自分が一番辛かったことは、昼食や夕食の時間を変えることでした(スペインでは基本的には昼食は14時〜16時、夕食は22時〜23時にとる)」

 まだまだ通訳なしで生活するのは厳しいようだが、チームにはうまく溶け込んでいるようだ。

「チームメイトが僕のところにやってきて、チームの一員として歓迎してくれてることには非常に感謝しています。朝は彼らと一緒にトレーニングをして、午後は散歩が好きなので散歩をしています」

 また、リーガ・エスパニョーラのエイバルでプレーしている乾貴士とはよく連絡を取り合っているという。そして最後に、今後に向けての抱負を語った。

「日本のメディアが僕を注視してくださっていることには感謝していますし、嬉しいです。僕の価値を証明できるよう、精一杯頑張って行きます」