セリエA ローマ

ミラン、デス・ロード初戦を勝利で飾る。下部組織出身の2人が大活躍

 セリエA第26節ローマ対ミランが日本時間26日に行われた。

 ミランにとって、ローマ、ラツィオ、インテル、アーセナルと続く苦しい日程の初戦となったこの試合。CL圏内を目指す同クラブは頭の試合に勝利し、勢いをつけたいところだろう。

 そんなミランに勝ち点3をもたらしたのは弱冠20歳のFWパトリック・クトローネ。スソからのクロスに走り込みながら、ヒールで合わせネットを揺らした。さらにはクトローネ同様ミラン、プリマヴェーラ出身(下部組織)のダビデ・カラブリアがダイアゴナル(斜め)に走り、ローマ最終ラインを切り裂いてGKとの1対1を沈め、2点目を奪った。カラブリアはこれがセリエA初ゴールとなった。

 この2ゴールを守り切り、勝利したミラン。これから3試合続くデス・レースに向けて弾みをつけることができた。

 試合後の分析は本日7:30頃に、選手の採点は12:00頃に当サイトでお伝えする。