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エイバル、“らしさ”見せるも一瞬のスキを突かれバルサに敗北。乾はチャンス演出も結果残せず

写真提供: Gettyimages

リーガ第24節、エイバル対バルセロナが日本時間18日に行われた。日本代表FW乾貴士も先発出場を果たしている。

第9節のレアル・マドリード戦以降、リーグ戦16試合連続出場となった乾。MFペドロ・レオンを負傷により欠いているエイバルを左サイドから支えている。なお、監督のホセ・ルイス。メンディリバル氏はこの試合がエイバルを率いての100試合目となった。

試合はエイバルが開始早々の5分にチャンスを迎える。カウンターから乾に展開し。乾は逆サイドのファビオ・オレジャーナにパス。エリア右でパスを受けたオレジャーナが強烈なシュートを放つも、枠を捉えることはできない。序盤はバルセロナGKテア・シュテーゲンにまでプレッシャーを与え、ロングボールを蹴らせてボールを回収し攻撃につなげるなどエイバルらしさを見せ、試合の主導権を握った。

ペースをつかみかけていたエイバルだったがルイス・スアレスがそれを断ち切った。16分、ハーフウェーラインやや前で前を向いてリオネル・メッシがボールを持つと、右サイドを走っていたスアレスに斜めにパス。抜け出したスアレスが冷静にGKマルコ・ドミトロビッチをかわしゴールに流し込んだ。バルセロナがアウェーで先制に成功する。

前半はエイバルも特徴を見せバルセロナゴールに幾度となく迫ったものの同点弾は生まれず0-1とバルセロナのリードでハーフタイムを迎える。エイバルはバルセロナの倍となる、シュート8本を放った。高いラインを保ち、高い位置からプレッシングをかけるエイバルらしさを存分に見せた。セルヒオ・ブスケッツにふたをすることで、バルセロナのサイド攻撃の芽を摘むことに成功していたが、バルセロナに一瞬のスキを突かれる前半となった。

迎えた後半、右サイドの乾、左サイドのオレジャーナを中心にチャンスを演出するエイバルだが、同点弾は遠い。62分、バルセロナはアンドレス・イニエスタに代えてフィリペ・コウチーニョを投入する。

66分、オレジャーナが2枚目のイエローカードを提示され退場。審判への発言が問題視されたようだ。エイバルは残りの約24分間を10人で戦うことを強いられる。続く69分にはスアレスの行動へ文句を言ったメンディリバル監督に対して退席処分が言い渡された。

退場者を出してからもエイバルはバルセロナにペースを掴みきらせないが、途中から投入されたコウチーニョがタメを作り、メッシなどとエイバルのゴールを脅かす。ぎりぎりのところでエイバルは失点を防ぐ。

80分に乾がらしさを見せる。ドリブルで左サイドからエリア内に侵入。思い切って右足を振りぬくもGKシュテーゲンの正面で、ネットを揺らすことはできない。

終了間際の88分、バルセロナが試合を決定づける。右サイドのコウチーニョからアレイクス・ビダルへロングボールでサイドチェンジ。ビダルがワンタッチでエリア内のメッシに落とすとGKともつれ、こぼれ球を走りこんだジョルディ・アルバがゴールに流し込みバルセロナが0-2とエイバルを引き離す。

その後はバルセロナが押し込む展開が続き試合終了の笛。エイバルは健闘を見せたが、オレジャーナの退場が響きゲームを落とした。バルセロナは決してよい内容とは言えなかったが勝利をつかみリーグ戦34試合無敗のリーグ記録を更新した。