アジア Jリーグ

柏レイソル、2点リードも守り切れず3失点で逆転負け。悔しい黒星発進

 AFCアジアチャンピオンズリーググループE、全北現代(韓国)対柏レイソルの試合が13日に行われた。一昨年のチャンピオンチームのホームに乗り込んだ柏は開始早々攻めに出る。

 2分FW伊東純也がファールを誘い右サイド側のPA付近でFKをもらう。キッカーはFWクリスティアーノが務めるもシュートは僅かに枠の外。

 そして11分、MF大谷のパスから裏へ抜け出したFWハモン・ロペスがPA外まで外に出てきたGKをかわして無人のゴールへ流し込み柏が先制。

 さらに23分、ロペスのシュートをGKがファンブル。これにしっかり詰めていたMF江坂任が冷静に押し込み追加点。柏がリードを2点とした。

 その後は、全北現代にCKなど攻められながらも0失点で折り返した。

 後半に入るも全北現代ペース。すると55分CKからFWイ・ドングクに頭で決められ2-1。

 その後、柏は全北現代にボールを支配されるもフィニッシュの回数は両チーム変わらず。柏にも十分チャンスがあった。

 しかし75分、全北現代のPA付近右からFK。FWチアゴ・アウベスの蹴ったボールは壁に当たり高く跳ね上がり、落ちてきた所をFWキム・シヌクがゴール前へ折り返す。GK中村航輔が僅かに触るもDFキム・ジンスにジャンピングボレーで押し込まれ、同点に追いつかれてしまった。

 同点に追いつかれた柏はこの悪い流れを断ち切れず、85分にパスミスからイ・ドングクに再び決められ失点。逆転を許してしまった。

 その後、反撃することは出来ず。柏は悔しい逆転負けで黒星発進となった。