ラ・リーガ アジア

恐るべし中国の勢い。河北華夏が解除金938億円を支払ってメッシを本気で獲得へ

 中国スーパーリーグの河北華夏幸福は、バルセロナに所属するアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを本気で獲得しようと考えているようだ。8日にスペイン『ムンド・デポルティーボ』が報じた。

 これまで数々のタイトルを獲得し、個人でも史上最多タイとなる5度のバロンドール受賞を経験しているメッシ。同選手は、昨夏にはまだバルセロナとの契約を延長していなかったということもあり、移籍するのではないかと囁かれていた。その時、実は中国の河北華夏幸福から年俸1億ユーロ(約134億円)という巨額のオファーがあったという。ただ、メッシはお金が問題ではないとして断り、結局バルセロナとの契約を2021年まで延長した。

 ところが、河北華夏幸福はメッシの獲得をまだ諦めていないという。どうにかして同選手を獲得できないかと考えており、スポンサーなどに協力を仰いで、7億ユーロ(約938億円)とも言われる契約解除金を支払うつもりであるという。また、同クラブにアルゼンチン代表で同僚のエセキエル・ラベッシやハビエル・マスチェラーノが所属していることを上手く利用してなんとか説得しようと試みているようだ。

 現在30歳のメッシが中国に行くことは現段階では考えにくいが、もしかするといつか現実になるのかもしれない。