ラ・リーガ バレンシア

レバンテのムニス監督、レアルの“不振”を過信せず。次節の試合に向けコメント

 今季レアル・マドリードは近年まれに見る不振に陥っていた。しかし徐々にだがその調子を回復し始めている。そのマドリードと3日にリーガ第22節に対戦するレバンテのファン・ラモン・ロペス監督が同クラブに関してのコメントを残している。1日、スペイン紙『マルカ』が報じた。

 レアル・マドリードはリーガの前節27日のバレンシア戦、前々節21日のデポルティーボ戦で大勝している。しかしその2試合の間にあったコパ・デル・レイで格下であるはずのレガネスに敗れ、準々決勝敗退を喫している。まだその安定性に不安が残るのが現実だ。

 だがムニス監督はマドリードを決して過小評価していない。それどころか“いつもの”攻撃力ゆたかなプレーを見せてくるのではと警戒している。

「マドリードでは、一試合まけたらすでにそれは危機的不振を表す。決して彼らの実力を疑うものはいない」

「彼らは素晴らしい選手たちを擁している。私たちは彼らに勝つためには完璧な試合をしなくてはいけない」

 レバンテは今冬の移籍市場で元イタリア代表FWジャンパオロ・パッツィーニやアルバニア代表FWアルマンド・サディクそしてMFルベン・ロチーナを獲得している。同監督の彼らに対する期待は大きい。

「何人かの選手を獲得した。彼らは(チームに)適応する必要がある。彼らにはなるべく早く適応してもらいたいんだ。なぜなら彼らはすぐにでも必要な選手たちだからね」

 レバンテ対レアル・マドリードは3日の現地時間20:45にキックオフだ。マドリードが連勝に成功するのか、それともレバンテがマドリードにさらなる苦悩をもたらすのか。この試合に注目したい。