リーグ・アン セリエA

イタリアの有望株FW、ユーべに行かず国外へ。16歳史上最高額で移籍したFWとは

 フランスリーグアンのASモナコがジェノアから16歳のイタリアの若手有望株のFWピエトロ・ペッレグリを獲得したことを発表した。

 ペッレグリ獲得にはユベントスも名乗りを上げモナコと争奪戦を繰り広げられていた。しかしモナコが獲得に成功した。その移籍金は3100万ユーロ(約42億円)さらに、ペッレグリを4000万ユーロ以上で放出した場合、移籍金の10%をジェノアに支払うというオプションを付けたようだ。

 また同選手はコメントで「お金はまだあまり興味がないんだ。それよりまずプレーがしたいし、どう楽しむかを考えているよ」と語り。続けて「ジェノアが僕にしてくれたことに感謝している、おかげでモナコという最高のクラブに来ることが出来た」コメントを残した。

 16歳FWペッレグリとは何者なのか。同選手はイタリアの各年代別代表に呼ばれており、ジェノアのユースで育った196㎝の高身長FWだ。2016年12月22日セリエAデビュー。15歳280日でのデビューはセリエA歴代1位の最年少記録に並ぶ速さでデビューした。また翌年5月18日には16歳72日で歴代3位となる若さでプロ初得点も記録した有望株だ。昨季は公式戦22試合に出場し9ゴールをマーク。しかし今季は7試合で2ゴール。出場機会に恵まれていなかった。

 モナコといえばPSGのキリアン・ムバッペとレイヴァン・クルザワやマンチェスター・シティのパンジャマン・メンディ、マンチェスター・ユナイテッドのアントニー・マルシャル、チェルシーのティエムエ・バカヨコなど数々の若手選手がモナコで成長しビッククラブへ移籍している。ペッレグリも彼らのように成長できるのか注目していきたい。