プレミアリーグ アーセナル

ファン・ペルシ、恩師のベンゲル監督を称賛。「彼は世界一の監督だ」

 時には他の監督たちの陰に隠れてしまうことがあるのは事実だ。しかしアーセナルのアーセン・ベンゲル監督は紛れもなく世界でも屈指の名将だ。そして同監督が恩師のある選手にとっては“屈指”ではなく、まぎれもなく世界一なのだという。23日、英紙『デイリー・ミラー』が報じている。

 オランダ代表FWのロビン・ファン・ペルシは古巣のフェイエノールトへ移籍したばかりだ。同選手は選手としてのキャリアを2001年にここでスタートした。そして2004年にアーセナルに移籍し、2012年に同クラブの宿敵の一つであるマンチェスター・ユナイテッドに移籍するまで活躍したのだ。

 その後同選手は2015年にフェネルバフチェに移籍した。同選手はアーセナル在籍中の8年間でFAカップそしてFAコミュニティー・シールドの2つのタイトルのみを獲得した。だが同選手はベンゲル監督に関して『彼は世界一の監督だ」と称賛する。

 この称賛はもちろん長い間一緒に戦った指揮官への“ひいき”もあるのかもしれない。しかし同選手のベンゲル監督への敬意はゆるぎない。

「だからこそ彼には(いずれ)アーセナルで優勝して欲しいんだ。彼はそれに値するんだよ」

 そして同選手は自身の成長が同監督のおかげであったと考えているようだ。同選手はベンゲル監督のもとで過ごしたアーセナルでの日々を思い出し、こう語っている。

「アーセン・ベンゲル監督には恩返ししてもしきれないよ。僕が選手として、そして人間として成長するのに本当に重要だった人だ」

「いい思い出しかないよ。彼のもとでする仕事、練習や試合すべてがいつも楽しかった」