プレミアリーグ アーセナル

マンU、サンチェス獲得競争に参戦。チェルシーも興味か?

 様々なクラブがアーセナルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスの獲得を目指している。そしてこの獲得競争にマンチェスター・ユナイテッドも参加することをきめたようだ。11日、英紙『デイリー・ミラー』、『サン』など多数メディアが報じている。

 動向が注目される同選手だが、現在のところマンチェスター・シティゆきが最有力候補として上げられていた。しかしここにきて宿敵であるユナイテッドもこれに参加し、この獲得競争でシティにリードをつけているようだ。

 ユナイテッドは2500万ポンド(約37億7000万円)の移籍金と共にアルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンもつけて同選手獲得を試みようとしているという。ベンゲル監督はムヒタリアンを気に入っており、彼自身も試合出場機会を求めているため合意に至る可能性はある。

 シティはアーセナルに対して3500万ポンド(約53億円)のオファーを出している。そして同選手自体も個人レベルでは合意に達したとの報道がある。しかしシティはこの金額に関しては交渉を望んでいるため、ユナイテッドとシティの競争はどのような結末になるかわからない。

 ユナイテッドといえばモウリーニョ監督がチェルシーのコンテ監督との舌戦を繰り広げている。そのコンテ監督が10日のフットボールリーグカップのチェルシー対アーセナル戦開始前、ピッチ上への通路でサンチェスに対して何か耳打ちしている姿がTVカメラに撮られている。

 同選手は憎んでも憎みきれないモウリーニョ監督が獲得を希望する選手である。どう我慢しても想像が膨らんでしまう映像だ。どちらにせよ、今冬の移籍市場は終わりまで目を離すことが出来ない。