海外日本人選手

本田、後期開幕戦でゴールもチームは敗戦。投げ込まれたコップを拾い称賛される珍事も

著者:セザル・ヘルナンデス
メキシコ代表、メキシコリーグ、国外で活躍するメキシコ人選手の取材を得意とするフリーランスジャーナリスト。『ESPN』『FourFourTwo』『FutMexNation』『Soccer Nation』に寄稿している。
Twitter: @cesarhfutbol

 現地時間土曜日にリーガMX後季の開幕戦が行われ、パチューカはプーマス戦に臨んだ。

 パチューカは40分までに2得点を取ることに成功し、早くも白星でシーズンをスタートしそうであった。本田圭佑、そしてフランコ・ヤーラやビクター・グズマンは攻撃で輝き、ヤーラが35分に先制点を決めて、本田も4分後で自ら2018年の初ゴールを決めた。

「8月にミランからリーガMXに来た本田選手、ストライカーではないが、7得点も決めていて、欠場は2試合のみ。パチューカの日本人は、早くも2018年で活躍を見せた」とユニビジョンのハビエル・ソル解説者が語っている。

 この夜に唯一のチャンスを決めた本田選手は、珍しい事件に関った。彼のガッツポーズに対して、プーマスのサポーターがビールをピッチに投げたのだ。しかし、本田がコップを拾ってピッチ外へ処分した。

 この珍事に対し、「プーマスにゴールを決めた本田圭佑の素晴らしいジェスターだ。日本の文化から学べる事が沢山あるね」とディアリオ・デ・ユカタンのライター、モイセス・シトク氏がツイッターで呟いた。この行動はESPNメキシコにも取り上げられ、「本田が良い振る舞いを見せゴミを拾う」というタイトルが付けられている。

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