プレミアリーグ マンチェスター・ユナイテッド

マンU、今年最後の試合でルカクが脳震盪で途中交代。イブラも怪我再発で攻撃陣沈没

 マンチェスター・ユナイテッドのFWのズラタン・イブラヒモビッチとロメル・ルカクが揃って離脱したことを31日『ミラー』が報じた。

 ユナイテッドは、日本時間31日に行われたプレミアリーグ第21節の試合でサウサンプトンと対戦した。その試合、前半14分ルカクが相手DFとの競り合いで頭を打ち倒れ担架で運ばれた。その試合後のインタビューでジョゼ・モウリーニョ監督がこの試合でベンチ外だったイブラヒモビッチとルカクの容態について語った。

 まず、イブラヒモビッチについて「彼は、37歳で膝がひどい。ちょっとした再発が起こり、1ヶ月離脱することになる」と語り、ルカクについて「明日にならないと詳しいことはわからない。2試合は彼がいなくなると思う」と最低2試合の離脱を予想した。

 ユナイテッドは1月1日にプレミアリーグの試合でエバートンと、5日にはFAカップの試合でダービー・カウンティと対戦。ルカクは少なくともこの2試合の出場は厳しそうだ。しかし、脳震盪となると後遺症が長引く可能性もあるのでそれ以上の離脱も十分考えられる。イブラヒモビッチはルカクよりさらに数試合欠場することとなるだろう。

 おそらく、彼ら2人の代用としてマーカス・ラッシュフォードが起用されるのだろうが、2人とはプレースタイルが全く異なりサウサンプトン戦もルカクと代わって出場したが持ち前のプレースタイルを活かせず引き分けに終わった。今後、この問題をモウリーニョ監督がどう解決するのか注目したい。