セリエA サンプドリア

ユーベ、サンプドリア戦で今季公式戦3敗目を喫す。首位ナポリから勝点4差の3位に後退

 セリエA第13節・サンプドリア対ユベントスが日本時間19日夜に行われ、アウェイのユベントスが2-3で敗れた。

 前半は互いにボールホルダーに対してプレスをかける場面が目立ち、中盤で激しい攻防戦が繰り広げられる。それでも互いに決定機はほとんど与えず、前半を0-0で折り返す。するとサンプドリアは後半52分、ゴール前での競り合いからFWドゥバン・サパタのヘディングシュートが決まり先制に成功。さらに71分にはMFガストン・ラミレスからパスを受けたMFルーカス・トレイラがグラウンダーのシュートを放つと、これがゴール左隅を揺らしサンプドリアが追加点を奪う。さらにサンプドリアは79分にDFジャン・マルコ・フェラーリのゴールで勝負を決めたかに思われた。

 しかしユベントスは後半終了直前に怒涛の反撃に出る。90分、ペナルティエリア内でFWドウグラス・コスタとサンプドリア守備陣が交錯した場面でPKを獲得すると、これをFWゴンサロ・イグアインがきっちりと決める。さらに終了直前の94分には、この試合途中出場のFWパウロ・ディバラが得意の左脚によるシュートを決めて1点差に迫るもここで試合終了となった。

 この結果、ユベントスはインテルとの入れ替わりで3位に転落。首位ナポリとの勝ち点差は再び4に広がっている。またサンプドリアは2012/2013シーズンぶりにユベントスから勝利をあげる快挙を成し遂げている。