代表チーム ワールドカップ

ペルー代表が大陸間プレーオフを勝ち抜き、ロシアW杯行きの最後の切符を手に。元内田同僚ファルファンが導く

 先日ニュージーランドのホームで行われた、2018年にロシアで開催されるFIFAワールドカップの最後の出場権を懸けた大陸間プレーオフの1stレグはスコアレスドローで終了たため、両国の運命はペルーのホームで行われる2ndレグに託されていた。

 ホームの大きな後押しを受け、積極的に攻撃していくペルーは前半早々にDFルイス・アドビンクラが25m先からシュートを放つも惜しくもクロスバー上に外れてしまった。しかし、その後も勢いはとどまらず、前半27分に背番号10を背負うエースのジェフェルソン・ファルファンが待望の先制点を奪い、1-0とロシア行きへ一歩近づいた。先制点を奪った後もゴールを脅かし続けるものの、ニュージーランドのGKステファン・マリノビッチに阻まれ、そのままハーフタイムへ突入した。

 なんとか同点に追いつきたいニュージーランドは、後半初めから選手交代を行い、チームに勢いをつけようと試みた。しかし、後半20分にロシア行きが遠のく2点目をペルーのクリスティアン・ラモスに決められてしまい、ペルーが優勢に立った。

 何とか意地を見せたいニュージーランドだが、なかなかペルーのゴールをこじ開けることができず、試合終了。ペルーが逃げ切り、最後のロシア行きの切符を手にした。これでワールドカップに出場する全32ヵ国が出揃った。本戦でのグループ分けは12月1日に抽選会が行われる。