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元ユーベのファンタジスタ、ジョビンコがMLS所属のトロントを牽引。伊紙も注目

 メジャーリーグサッカー(MLS)のトロントでプレーするFWセバスティアン・ジョビンコがイタリアで話題に上っている。25日、イタリア紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が同選手の活躍を紹介した。

 ユベントスの育成機関で育ったジョビンコは、エンポリやパルマ、そしてユベントスのトップチームでプレー。イタリア代表での経験もある。身長163cmと小さい体格ながらも持ち前のテクニックや敏捷性、そして正確なキックは、かつて“アレッサンドロ・デル・ピエロの後継者”とも目されていた。

 そのジョビンコは、2015年にトロントへ移籍。活躍の場をMLSに移した。また加入初年度からリーグMVPに選出されるなど輝かしい成績を残している。3年目となる今季は、リーグ戦25試合出場16得点を記録。『ガゼッタ・デッロ・スポルト』は、「ジョビンコがトロントを牽引。レギュラーシーズンでクラブレコードとなるポイントを獲得」と、イースタン・カンファレンス首位のチームで多大な貢献ぶりを見せる同選手を称えた。

 ジョビンコ擁するトロントは、11月6日にセミファイナル・カンファレンスに挑む。北米大陸で10番を背負うイタリア人ファンタジスタは、母国からも脚光を浴びそうだ。