セリエA ラツィオ

インザーギ弟、ラツィオへの愛を語る「私はすでにビッグクラブにいる」

 ラツィオの指揮を執るシモーネ・インザーギ氏がビッグクラブへの関心について2日、イタリアメディア『ライ』のラジオ番組『アンチョロ・スポルト』に出演し語った。

 インザーギ氏は元ミランで世界的な点取り屋として活躍したフィリッポ・インザーギ氏の弟で現役時代にもラツィオで11年にわたってプレーしている。2010年にラツィオ下部組織監督に就任すると、2016年に前任者のステファノ・ピオリ氏の解任を受けトップチーム監督に抜擢された。

 インザーギ氏は番組内でビッグクラブへの関心について聞かれると、自身の考えを語り始めた。

「すでに何度か話してきたが、私はすでにラツィオというビッグクラブにいる。私はこのクラブで選手としてキャリアを築けて幸運だ。ユース年代の監督に就任して多くを勝ち取った。私の人生に満足感として残っている」

「スクデット?(セリエA優勝)ナポリはとてもうまくやっている。ユベントスもそうだ。私たちは場をしらけさせたいね。インテルとミランはナポリ、ユベントス、ローマといった強豪チームを困難を与えるね」

 ラツィオへの愛を語り、ユベントスやナポリといった強豪クラブに一泡吹かせたいと語ったインザーギ氏。セリエA屈指の青年監督の目には一体何が映っているのだろうか。