代表チーム イングランド代表

FIFA、デレ・アリの審判への中指疑惑を調査へ。懲戒手続きを開始

FIFAはトッテナムのイングランド代表MFデレ・アリの調査を開始したようだ。8日英紙『ガーディアン』が報じている。

 アリは9月4日に行われたW杯欧州予選イングランド対スロバキア戦で中指を立てた行動が騒動になっていた。FIFAはこの行動を問題視しているようで、懲戒手続きを開始したようだ。アリは今回の行動をチームメイトであるカイル・ウォーカーに向けやったもので、冗談であると弁解している。

 イングランド代表のガレス・サウスゲート監督は「カイルとアリはうんざりしていたね。そしてアリがカイルにあのジェスチャーをした。カメラがどのアングルで捉えたかを知らないので明確なことは分からない。彼らの間には奇妙なコミュニケーションの方法があるんだね」と今回の件についてコメントしている。

 FIFAの広報担当者は「私たちはこの事件の後、懲戒手続きを開始しました。現在はコメントできないことをご理解ください」とコメントしている。FIFAは今回のアリの行動が審判に向けられたものだと証明できると考えているようだ。公開されていない映像があるという。今回の事件は今後も注目を浴びそうだ