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PSG、FFP制裁回避に自信「ルールを違反しない能力があることを示せる」

 パリ・サンジェルマンは欧州サッカー連盟(以下UEFA)のフィナンシャル・フェア・プレー(以下FFP)を回避する自信があるようだ。1日、クラブ公式サイトで声明を発表している。

 PSGは今夏、史上最高額の移籍金となる2億2200万ユーロ(約290億円)でブラジル代表FWネイマールを獲得。さらに、移籍市場の締め切り間際にはフランス代表FWキリアン・ムバッペをローン移籍で獲得し、来年夏には1億8000万ユーロ(約235億円)で買取オプションを行使するとみられている。

 そんなPSGには、かねてからUEFAがクラブの赤字経営を禁止するために施行したFFPに抵触する可能性が高いとみられている。1日にはFFPの監査機関である、クラブフィナンシャルコントロールパネルがPSGの調査に乗り出すことを発表した。しかし、同クラブは公式サイトでFFPを回避する自信があると声明を発表した。

「私たちは私たちの財政が2017/2018シーズンの2018年6月30日時点でFFPの基準に沿ったものであることを確認しました」

「私たちはUEFAが私たちの調査に乗り出したということに驚いてます。私たちは2017/2018年度のFFPの財務ルールを遵守できる能力があることを示すことに自信を持っています」

 仮にPSGがFFPに抵触したということになれば、罰金や補強の制限といった制裁は避けられないだろう。今後の動向に注目が集まっている。