アジア プレミアリーグ

チェルシーが中国のファンに謝罪。所属選手がSNSに差別的とも取れる内容を投稿

 チェルシーのu-20ブラジル代表DFケネディが中国に関する差別的とも取れるメッセージをSNSに投稿した問題で、クラブは公式HPで中国人ファンに英語と中国語で謝罪した。

 今夏インターナショナル・チャンピオンズ・カップ(ICC)のため中国に滞在しているチェルシー。今月22日に同大会でアーセナルと対戦し3-0で勝利。5万5000人以上の観客を集め、中国国内で大きな盛り上がりを見せた。しかし、試合当日の朝にブラジルU-20代表DFケネディが差別的とも取れる内容をSNSに投稿。同選手はポルトガル語のスラングを使った表現のため差別的な意味合いはないと否定したが、中国国内で物議を醸しアーセナル戦では大きなブーイングを浴びていた。

 この件を受け、チェルシーは23日公式HPで声明を発表。「ケネディの行動は大きな間違いでした。彼の行動はチームを代表するものではありません。彼には厳しく叱責し鍛錬します。チェルシーは中国を最大限尊敬し、賞賛し、中国のファンを愛しています。中国のファン、中国人の方を傷つけてしまったことを心よりお詫びします。」と謝罪の意を表明した。