
インテルのルチアーノ・スパレッティ監督 写真提供:Getty Images
今夏の移籍市場で目立った動きをみせていなかったインテルだが、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)をクリアしたことで本格始動するようだ。30日、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。
インテルはFFP制度のためクラブの収支を改善する必要があったが、無事に30日FFPを通過したことが確認された。今月27日同クラブはアルゼンチン代表MFエベル・バネガをセビージャへ約11億円で売却し、他若手3選手を売りに出すことで2600万ポンド相当の収入を得ることができる見込みとなっている。
マンチェスター・ユナイテッドはインテルのイバン・ペリシッチ獲得を狙っており、同選手の移籍は不可避だと考えられていた。しかし、インテルがFFPをクリアしたことで移籍金の要求額を6100万ポンド(約88億円)まで急上昇させるようだ。
昨季はジョアン・マリオ(移籍金約51億円)、ガブリエル・バルボサ(約38億円)、アントニオ・カンドレーバ(約28億円)ら大型補強を敢行したインテル。今夏も早速パリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリア獲得に動くと報じられている。
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