プレミアリーグ アーセナル

アーセナルCEO「ベンゲル監督へのサポートをお願いしたい」。ファンイベントで応援懇願

 アーセナルのCEO(最高経営責任者)であるイバン・ガジディス氏がサポーターにクラブ応援を懇願している。30日、イギリス『BBC』など複数メディアが報じた。

 ガジディス氏は火曜日に行われたファンイベントで「ベンゲル監督へのサポートをお願いしたい。我々は新たにトップクオリティを持った選手を獲得したいと考えている」と語り、ファンのサポートの必要性を訴えた。

 アーセナルは2016/2017シーズン5位に終わり、19年ぶりにチャンピオンズリーグ出場権を逃していた。それでも先日、サポーターからの信頼を失いかけているアーセン・べンゲル監督との契約延長を発表した。

 ベンゲル監督は1996年にアーセナルの指揮官に就任すると、1997/1998シーズンにプレミアリーグ制覇を成し遂げる。ティエリ・アンリ、パトリック・ビエラ、ロベール・ピレス、フレドリック・ユングベリを擁して黄金時代を築き上げ、2002年、2004年にもリーグ優勝を達成している。

 しかし、以降は消極補強が目立つようになり13年間に渡ってリーグ優勝していない。昨季はFAカップを制し面目を保った形だが、ファンの怒りは限界に達しているようだ。