3.優勝にあと一歩で届かなかった3大会
4.2014年ワールドカップで悲願の優勝を達成
あと一歩でタイトルを逃したEURO2008、2010年ワールドカップ、EURO2012を経て、レーブ監督は2014年ワールドカップで悲願の優勝を達成する。
グループステージでポルトガルとアメリカを下し、ガーナに引き分けてグループを首位で通過。決勝トーナメント1回戦では現日本代表指揮官であるバヒド・ハリルホジッチ監督率いるアルジェリアと激突。苦しい戦いを強いられながらも2-1で勝利し、準々決勝に駒を進める。フランスもマッツ・フンメルスのゴールで1-0と競り勝つ。
準決勝の相手は開催国であるブラジル。この試合でレーブ監督率いるドイツは世界を震撼させる。開始早々の11分にトーマス・ミュラーが先制点を決めると、立て続けにゴールを奪ったドイツは29分時点で5-0としてしまう。後半にも2ゴールを追加したドイツは開催国ブラジルを7-1で粉砕した。優勝を目指していた開催国ブラジルにとっては、あまりにもショッキングな敗戦だったことから後に「ミネイロンの惨劇」と呼ばれる。
迎えた決勝はアルゼンチンとの戦い。90分では決着がつかず勝負は延長線に持ち込む。113分にマリオ・ゲッツェのゴールでドイツが1-0で勝利し、24年ぶり4回目のW杯優勝に輝いた。
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